ピークサイエンティフィック、 SCIEX 7500 LC-MS システムに新ガス発生装置&�
実験室向けガス発生装置の世界大手であるピークサイエンティフィック社は8月5日、最新の窒素ガス発生装置を導入し、新たにリリースされたSCIEXの質量分析プラットフォームをサポート可能な新シリーズのサービスを開始しました。
SCIEXと共同で開発した新シリーズには、3つのバージョンがあります。いずれも新システムである「SCIEX Triple Quad™ 7500 LC-MS/MS System– QTRAP® Ready*」との併用を目的に開発されたものであり、それぞれSCIEXによる点検・認証済みです。その3製品とは、独立型ガス発生装置「Genius XE SCI 2」、ガス発生装置を完全統合、LCの配置に最適なMSベンチシステム「MS Bench (G) SCI 2」、SCIEX 7500システムの真空ポンプの筐体として設計されたMSベンチシステム「MS Bench SCI2」です。なお、独立型ガス発生装置「Genius XE SCI2」について、最近発表した「SCIEX Echo® MS System**」のガスフロー要件を充足しています。
ガス発生装置「Genius XE SCI 2」は最先端の技術を搭載しており、プラグ・アンド・プレイ・システムに手短かつ容易に接続可能なSCIEX 7500の所定のガス要件を充足するように最適化されたものとなっています。したがって、お客様にとって高信頼性、高コスト効率のガスを常に提供し続けることができます。
「MS Bench (G) SCI 2」では、Genius XEガス発生装置と同一の技術に実用性をプラスし、さらにワークステーションベンチのフォームファクターを搭載しました。SCIEX LCMSのワークフローにおいて腐食防止の作業台としての機能を発揮します。このバージョンをお客様に提供することで、高スペックな実験室のベンチワークステーション内で完全に統合・包括するSCIEX 7500ガス発生装置ソリューションをもって、双方にとって最善のサービスを提供いたします。
続いて、3つ目の製品である「MS Bench SCI2」です。こちらはガス発生装置に接続することなく、ワークステーションのフォームファクターのみで完結します。その代わり、真下で粗引きポンプを安全かつ実践的な手法で包括するとともに、最適化された器械高を確保し、位置調整を可能にしたうえで、SCIEX 7500システムを配置するには、特注の作業台を提供する必要があります。
ピークサイエンティフィック社のプロダクト・マネージャー、ペトラ・ジェルガ氏は、「この約20年間、SCIEXとコラボできたことを光栄に思っております。今回のコラボを通じて、SCIEXの製品に合ったソリューションを提供することができました。これらの新製品はきっとお客様に無類の安らぎをもたらしてくれることでしょう」とコメントしています。
「Genius XE SCI 2」製品シリーズについては只今、完全なパッケージソリューションの一部として、ピークサイエンティフィック、認可された販売代理店、もしくはSCIEXにて直接注文を承っています。
*QTRAPは AB Sciex Pte社の商標として、もしくは米国かつ/または その他の特定の国のそれぞれの所有者のもとで登録されています。
**EchoおよびEcho MS は商標です。つまり、米国およびその他の国々に拠点を置くLabcyte社の商標として登録されており、同社の許可のもとで使用されています。